囲碁サミット尾道会場 全国10市が参加シンポ 囲碁文化交流の輪育む

掲載号 09年07月25日号

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 囲碁サミット2009は18日午後1時30分から尾道市民センターむかいしま文化ホールで囲碁のまちづくりと取り組んでいる10市の代表が参加して行われた。


囲碁文化進展寄与を宣言する平谷尾道市長(中央)

 地域に息づく囲碁文化をテーマに開幕したシンポジウムは囲碁を「市技」に制定している尾道市の平谷祐宏市長につづき日本棋院大竹英雄理事長、松谷成人尾道市会議長が囲碁文化振興の取り組みの発展を祈念するあいさつがあり、東大教授兵頭俊夫氏の基調講演「東京大学の囲碁入門授業」の後パネルディスカッションに移った。

 助言者は日本囲碁界のリーダー大竹英雄理事長と女流棋聖梅沢由香里さん。コーディネーターは地元秀策杯の大盤解説の聞き手としておなじみの田中紗月アマ6段。パネラーは日本棋院と事業協定して小学校で囲碁教室を普及させた秋田県大仙市。商店街を会場に千面打ちイベントを開催した神奈川県平塚市。碁石と碁盤の産地である宮崎県日向市。それに主催地の尾道市が加わって各自治体の取り組みや今後の問題点などが話し合われた。

 サミット宣言は長野県大町市、埼玉県北本市、山梨県北杜市、京都府綾部市、島根県益田市、同県大田市が参加、来年度の第3回囲碁サミットを大町市で開催することを決めた。

 第2部は、市民劇団尾道テゴー座公演「秀策・虎次郎ものがたり」原作庚午一生、脚本村上宏治、プロデューサー田島美鈴。因島、尾道公演の内容を囲碁サミット開催にあわせ短縮バージョンに制作。因島出身の幕末の天才棋士、碁聖・本因坊の一生を芝居で表現、笑いと涙と感動を与えた。

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