尾道市因島中庄町（有）宮地組（宮地英喜社長、資本金4100万円。従業員人）は12日破産手続を開始した。負債総額は約3億5000万円。

同社は昭和30年4月に創業され、ピーク時には土生中学校（日産JV）、椋の里ゆうあいランドなど官公庁や造船所を対象に年商8億円前後を計上、旧因島市の建設業界の上位にランクされていた。

しかし、その後、造船業界の構造的な不況など市況低迷の影響により、売上高はジリ貧推移を余儀なくされ個人資産を導入して繰り回していたが、平成17年7月期決算においては前年の売上高に比べ1億円強低下。3億763万円にとどまり利益は▲1億2952万円の赤字を計上、大幅な債務超過に転落し注目されていた。

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