【年末インタビュー】熊原巖因島警察署長に聞く「地域住民は家族と同じ」

11月27日、いんのしまフラワー駅伝のスタート地点に号砲を鳴らす熊原巖因島警察署長(59)の姿があった。その日、小学生の全コースを山根昇巡査部長が白バイで先導した。先導は初めてのことで選手や大会関係者に好感をもって迎えられた。

熊原巖署長(警視)は県警の自動車警ら隊長から今年3月に着任した。それ以来9カ月がたった。因島署が最後の赴任地になるだろう。比婆郡口和町(現在庄原市)出身の熊原さんは管内である因島市と瀬戸田町がすっかり気に入った。蒲刈の出身である妻の美千代さんはもっと気に入ったという。

ふるさと無料コンサートを行なったポルノグラフィティのような故郷想いの青年が育つのは島の環境がすばらしいからだと力説するそれは、普段からの行政、教育、企業、地域一体となった努力が行き届いた結果であると感じたという。

県民をあげた運動が進むなかで犯罪は減少傾向にあるが警戒をおろそかにできない。ふりこめ詐欺は激減したが、融資保証詐欺の手口が主流になっている。電話で融資をもちかけ、その保証金をだまし取るというもの。

緊急課題になっている幼児の安全の確保。安全マップ作成が急がれる。子どもたちに、危ない時に「助けて」と大声で叫ぼうと呼びかけている。交差点での事故が目立つ交通事故。ほんの少しの注意でもっと減らせるとアドバイス。

管内の住民は身内、家族と同じだと熊原署長は強調する。悪い人に強く、弱い立場の人には優しい警察でありたいとも言う。困ったときには気軽に相談に来てほしい。

好きな言葉は一縁一生。最大の縁は夫婦。妻美千代さんとお嬢さん2人。多趣味で釣り、囲碁、スポーツ万能。酒はほどほど。

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