看板が変った郵便局 不安ひろがる島嶼部 サービス低下を危惧
掲載号 07年10月06日号
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郵政事業が1日、民営化され、民営郵政がスタートした。因島郵便局と瀬戸田郵便局をはじめ、因島・生口島でも「JP日本郵政」の新看板に変わり、業務が始まった=写真=。

因島郵便局では午前9時の開店とともに、新しいブレザースーツの制服姿の社員たちが利用客を出迎え、「いらっしゃいませ」の声とともに粗品を進呈した。この日、民営会社発足記念切手が売り出された。初日は通常より訪れる利用客が多く対応に追われた。

社内には新たに応接コーナーが設けられ、ゆうちょ銀行の新商品である投資信託の説明も行なわれるようになった。
瀬戸田郵便局も同じように装いも新たにスタートした。いつもより窓口の混雑が見られた。
因島と瀬戸田の集配センターでは、島内すべてのポストに「JP日本郵政」のシールを貼り付け、民営化を印象付けた。
しかし地域住民は平静さを装っているが、不安を隠し切れない。もともと集配局として活気があった中庄郵便局、重井郵便局の界隈の寂しさは否めない。頻繁に出入りする郵便車輌の音も聞こえなくなった。町のための郵便局、コミュニティーセンターとしての郵便局の影は薄くなった。
JA大浜出張所が4月から、業務を大幅に縮小した因島大浜町では、大浜郵便局が終日利用できる唯一の金融機関になった。同局がいつまで住民の期待に応えられるか、疑問視する住民も多い。
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