衆院解散 夏の陣前哨戦 広島6区小泉刺客に逆ギレ 亀井静香氏無所属で立候補

掲載号 05年08月13日号

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 郵政民営化関連法案反対の急先鋒となった亀井静香氏が立候補を予定する衆院広島6区は、同氏の自民党非公認で結党50年で初めて自民候補が不在になった。

 このため自民党本部が擁立の構えを見せ「刺客候補」の情報が飛び交っている。自民分裂選挙の構図でありながら「刺客人物」によっては民主前職の佐藤公治氏の陣営にも「郵政反対」派ということから影響があり戸惑いや反発、動揺はかくしきれず一喜一憂。

 まず、激震が走ったのは10日昼すぎ。竹中平蔵郵政改革担当相を擁立したらしいと永田町を駆け巡った。武部幹事長や竹中氏、首相は「そんな話はない」と記者団に明言。真相はうやむやになったものの猪瀬氏や県内古参県議などの複数候補の噂は消えない。

 こうしたなかで、亀井氏の支持者らは、自民党県連の推薦を受けた上で無所属で立候補する準備を模索した。いずれ「落下傘候補」が降りてくるだろうが、何の意味があるのか。一喜一憂しないで信念をもって受けて立つ―と、強気の構え。

 民主前職(比例)の佐藤公治氏は解散翌日の午後選挙区入り。支持者らへの挨拶回りを始めたが、郵政選挙といってもニュアンスは違うものの亀井氏も否決組。有権者にとって争点が分かりにくいが亀井さんと竹中さんとも大物候補。この2人を押えて当選できるお膳立てに武者震い。「年金、経済問題など訴える方針。前回の地方区で亀井氏との差1万7000票と迫っただけに今回の自民分裂選挙という追い風を受け千載一遇のチャンス」と四度目の挑戦にいどみ拍車をかける。

総括

 小泉さんと擦れ違ったのは政治評論家、宮川隆義氏の事務所だった。それ以来年間、直接会ったこともないので人物評価をするのはおこがましいと思っている。もっともテレビや新聞で知る限りでは、これほどケンカ上手なキャラクター(首相)は記憶にない。いろいろの国会解散劇を見たり聞いたりしてきた。首相官邸詰めの番記者から聞いたなかで忘れられないのは吉田内閣の「バカヤロー解散」佐藤内閣「黒い霧解散」などがある。

 今回の解散ネーミングを小泉首相は「郵政解散」というが、郵政民営化法案を参院で否決され、衆院を解散「大義なき解散」といわれても仕方ない。なりふり構わぬ政治手法は、職権乱用の「八つ当たり解散」とヤユする声もある。後見役の森喜朗前首相の解散回避の説得にも耳を傾けず、伝家の宝刀を抜いて「自民党内の仁義なき戦い」に打って出た。このサバイバル選挙の結果、日本の行方を決めるのも有権者の一票にかかっている。

 総裁選で「自民党をぶっ壊す」と見栄を切った首相の公約だけが実現したのでは禍根を残しむなしすぎる。

(村上幹郎)

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