『こんにちは、ようこそ』と言いましょうか?
きょうは散歩に最適な日和だったので、午前中から家族と一緒に因島大橋を歩いて渡ってきました。
上下2段構造、全長1,270メートルの橋を渡っていると、向島方面から自転車で因島に向かう家族や若いカップルなど、多くの方々と行き交いました。
『こんにちは、いってらっしゃい』と言葉を交わすだけでしたが、私が住む因島に自転車をこぎながら遊びに来てくれることに感謝する気持と、どうか因島で過ごす時間を楽しんでください、という想いから声をかけました。
しかし、因島を含めしまなみの島々は、自転車で遊びに来ていただける方々が島の時間を満喫するための準備を整えているのでしょうか。
因島でいえば、今の時期ぜひ見てほしいのは重井の村上富夫さんが手塩にかけて育てた除虫菊だと思います。一体、きょう因島に訪れてくださった方々の何割の方が、除虫菊畑に足を運んでくれたか。
サイクリングロードがきちんと整備されていればいいうことなしですが、ないものねだりしても仕方ありません。それよりも、どうしたら自転車で島をめぐるひと時が豊かで価値ある時間にしていけるか、私たちしまなみ人もこの課題に取り組んでいきたい、と考えてきます。
それにしても、ネットを含め、おもてなしの心が感じれない情報ばかりのような気がします。近々、しまなみサイクリング企画をスタートしたいと思います。乞うご期待!!
筆者紹介
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芸術は爆発だ!の岡本太郎氏制作の「太陽の塔」がある大阪府吹田市生まれ。
関西学院大学卒業後、東京のPR会社で国内、海外の企業や団体やサッカー、テニスなどスポーツイベントのPR活動を担当。
2002年11月から妻の古里である因島に活動の拠点を移し、デジタル画像処理会社や家具メーカーの広報活動を支援し、現在は造船、海運を中核とする企業グループに在籍。
因島の読み聞かせグループに参加し、小学校などで好きな絵本を子どもに語っているおっさんです。
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