イノシシ被害
岡野 幸子 「猪がいつ掘ったかしら」「私の赦しもなく侵入するとはけしからん、まだまだ面識もないのに」と、ぶつぶつ言っている。いかにも猪を人間に見立てて言っているところが、この短歌の見どころである。歌や詩は事柄や風景を只あるがままに言っているだけでは誰も立ち止まってはくれない。短歌の中には人の心をさらりと述べるときもあれば、悲哀をこめて詠むときもある。どんな場合でも読む者の心を引き止める何かが要る...(06/02/18)
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中庄町の農家を中心に罠によるイノシシ駆除の活動をつづけている「わな会」(村上泰通会長、13人)の松浦徳和さんと松浦利明さんが中庄町から田熊町に向かう山中に仕掛けた罠に2日、60キロのイノシシがかかり、最後は銃で仕留めた。 ...(05/11/05)
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1・2日と「職場体験学習」のため椋浦町を訪れていた、三庄中学校(田川隆道校長)の2年生と教師がイノシシ被害うけたはっさく畑で実地学習をした。案内をしたのは、同町の大西貴志男さん。大西さんの話によれば、椋浦町の15所の畑にイノシシが出没、はっさくの根元が掘り起こされる被害がでている。峠道で遭遇した町民数人もいるという。 ...(03/10/11)
「夕方4、5時に来てごらん。毎日イノシシが出ているよ」 と、東生口洲江町の農家長田実衛さん(69)と千鶴子夫人が教えてくれた。夫妻は毎朝パトロールを行っている。長田さんの畑は8反5畝で町内で一番広い。八朔、ミカンを中心に出荷。キヨミ20本、デコポンが60本ある。広いということで被害も一番多い。 イノシシに荒された八朔の根を指す長田さん...(03/09/27)
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生口島のイノシシの被害は深刻で、住民との智恵比べがつづいている。7月6日、東生口洲江町の正善寺で行われた「虫おくり行事」を訪れたところ、参加者から「今の最大の害虫はイノシシだ」との話がだされた。10年前から困り始めていて、現在、生口島、高根島の全域で1000頭近くいる。毎日、夕方になると里におりてきて、かんきつ畑や野菜畑に現れ、畑を掘り起こして餌をあさる。 トタン板のイノシシ防禦壁...(03/09/20)
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