【傍目八目】敗軍の将、兵を語る 堀江氏

掲載号 05年10月01日号

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 今回の衆院選広島6区で話題を残したホリエモンことライブドア社長堀江貴文氏が日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」で、テレビ、新聞などで伝えられなかった真意を語っている。その中で「最初は千葉や大阪の都市部で勝てそうなところがいっぱいあった。しかし亀ちゃん(亀井静香氏)に勝ったら首相の座も見えた」という行(くだり)はいかにも彼らしい。

ホリエモンと因島フラワーレディの2ショット

 自民党の武部幹事長や民主党の岡田前代表とのやりとりの結果、無所属で出馬した舞台裏の真相もうなずける。だが「投票率79%の広島6区でも組織票で負けちゃうんだから優秀な若い政治家は出てこない」と愚痴るあたりは引かれ者の小唄に聞こえてくる。

 握手、写真撮影で認知。ミニ集会の仕上げは大集会で票の固定化をする面倒な選挙手順を踏み、精いっぱいやった。これ以上無理だよ―。亀井さんの地盤は広く人口密度が低い。そんなに離されないと思っていた県北部で惨敗。沿岸部でも思ったほど伸びなかった。4年後の出馬は分らないとも。

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日経ビジネス 敗軍の将、兵を語る:「勝ってたら首相も見えた」、堀江貴文氏

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