因島市議会定例会 尾道市への編入合併を控え 総合支所など協議大詰め

掲載号 05年09月24日号

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 来年1月10日の尾道市への編入合併まで4カ月をきった。来年4月からの新年度予算について、因島側の要求をまとめ、12月中旬までに尾道市へ予算請求する予定になっている。主な事業としては、温水プール整備、向浜住宅建設、因南中学校建設、囲碁の館建設、中庄公民館建設関連などが候補にあがっている。

 合併協議のなかで最大の協議事項である総合支所の機能の確定が迫っている。組織、権限、人員配置がどうなるか注目される。因島市側は、総合支所長の権限の拡大や因島市職員ができるだけ多く総合支所で勤務できることを主張している。

一般質問

岡野長寿日本共産党) 合併初年度の予算編成へむけた主要な施策について質問。市長は、優先施策にかかげている東生口の社会福祉施設、田熊老人集会所三庄消防屯所の予算編成の現状について説明した。

大崎金吾社会民主党) 総合支所の機能と関連して尾道市に「第二助役」を要求したらどうかと質した。市長は、当初より同様の思いであり、そうすれば総合支所としての機能と権限が明確になり、市民に最もわかりやすい組織形態である、と答えた。

上田栄司新社会党) 他自治体で起きている行政書士による戸籍、住民票などの不正取得について質問。市長は、尾道管内では尾道市、旧向島町、瀬戸田町で起きており、さらなる防止策が必要であるとした。

清水通秀公明党) アスベストに関する実態調査と対策について質問。市長は、国は秋の国会で特別法を制定すると言われている該当者の健康診断をふくめ国・県の動向を見極めて対応を急ぎたいと答弁。

村上光再生クラブ) 合併後の橋料金の軽減について質問。市長は、関係機関にたいして、しまなみ沿線自治体首長とともに強く要望したと説明し、それへの回答は、10月1日本四公団民営化とともに発表されるだろうと答えた。

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