土生町大山神社 参集殿の建設など増改築 70年来の悲願達成へ

掲載号 05年06月25日号

前の記事: “島の子供に本物の文化 因島市文化協会理事 平山和子さん(65)
次の記事: “因島市議会一般質問(続)

 土生町の大山神社(巻幡俊宮司)は平成御造営奉賛会(中郷勲会長)を結成し本殿造改築と参集殿新築などの事業を開始した。

 事業内容は、本殿改築、参集殿建設、倉庫・駐車場の境内整備などで、総事業費5120万円。2000万円の募金を計画している。工事開始は7月中旬で平成20年3月が完成予定。参集殿は本年中に完成する。事業の中心は延床面積136.01平方メートルの参集殿新築。3000万円の事業費をあてる。

 参拝者が集い休憩する参集殿の建設は同神社にとって、70年来の悲願であったという。昭和10年代にあった大規模な境内整備事業において計画されたが実現しなかった。その時の計画書と絵図が現在も残されている。参拝者の高齢化が進むなかで、とりわけ高齢者、女性、障害者に配慮がみられる。トイレが新設され、女性、障害者用のものも区別して作られる。画像は完成予定図。左側が参集殿。

E

トラックバック