県立高校で卒業式 久しぶり「仰げば尊し」因高179人・瀬高58人

掲載号 04年03月06日号

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 1日、県立高校の卒業式があり、因島高校(松林博文校長451人)179人、瀬戸田高校(林春幸校長193人)58人が卒業した。今年は、両高校において久しぶりに「仰げば尊し」が歌われたことで話題を呼んだ。

厳粛な雰囲気―因島高

 因島高校では午前9時30分から同校体育館で行われた。吹奏楽部が「世界に一つだけの花」を演奏するなか、卒業生が入場。国歌、校歌斉唱の後、卒業証書授与。式辞で松林博文校長は、「謙虚さと誠実さをもち勇気ある人生をきりひらいてほしい」と述べた。卒業生を代表して池田裕介君が、一つのことに熱中することの大切さを答辞で語りかけた。

町をあげて―瀬戸田高

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 柴田大三郎町長をはじめ33人の来賓が参列し、町をあげての瀬戸田高校の卒業式は午前10時に始まった。国歌、校歌斉唱後、林春幸校長が一人ひとりの卒業生に卒業証書を手渡した。校長は「誠の志をもち、現実は自己変革なしには変わらないことを肝に銘じてほしい」と強調した。答辞にたった岡本真衣さんは、3年間の思い出を語り、涙とともに担任の先生たちへの感謝を述べた。

写真は悲喜こもごもの卒業式(瀬戸田高校)

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