盛大に落慶式典 鏡浦町 厳島神社

掲載号 02年11月02日号

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 10月26日の鏡浦町厳島神社の落慶式は、鏡浦町民をはじめ200人が集まり、盛大に催された。普段は静かな同町もこの日ばかりは終日にぎわった。遠くは群馬、埼玉、京都からも関係者がかけつけた。

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 神様がお帰りになる御遷坐の儀式の後、落慶祭にうつり神事がしめやかに行なわれた。そのあと境内ではお祝いの餅が投げられ、水軍太鼓が鳴り響いた。さらに会場を町民会館に移し、中庄八幡神社の無形文化財の神楽が奉納された。

 祝賀会では、社殿改修実行委会長井川一彦宮司、岩本由男同委員長、宮地芳区長会長、坂井克棟梁が挨拶にたち、三光汽船社長代理の高津精一常務が祝辞を述べた。

 今回の改修工事は、明治以来百有余年ぶりのものである。町の老齢化がすすむなか「今が最後のチャンス」を合言葉に、町民総ぐるみの奉仕となった。

 その中心をになったのが30人をこえる実行委メンバーだったという。どんなささいなことでも情報を共有し話し合いながら活動をつづけてきた。またこの日、祝典の準備に忙しく活躍する同町の女性の会の姿が目をひいた。

 写真は紅白餅をなげて落慶を祝う鏡浦町民

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