ルリタテハ

春を告げる蝶の一つで、早春の山野の路上ではねを一杯に広げて日光浴をしているのをよく見かけます。
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大きさが約3.5cmの中型の蝶で、翅の表(写真上)は黒褐色の地に瑠璃色の帯と白い斑点が鮮やかですが、裏(写真下)は茶褐色で黒っぽい模様を持ち対照的です。
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幼虫は主にサルトリイバラの葉を食べ、冬は成虫のまま越冬します。春はサクラ・タンポポなどの花の蜜を吸い、秋にはカキやイチジクの実に集まります。
縄張り意識が強く、自分の領域に他の蝶が近づくと素早く飛び上がって撃退します。この蝶が出てくればいよいよ春本番です。
○△□○△□自然観察会のご案内□○△□○△
第61回いんのしま・まるごと自然観察会
■日時/3月25日(土)10時~14時 (雨天の場合は、4月1日(土))
■観察テ-マ/早春の浄土寺山の自然(ゴミ拾いも予定しています)
■集合場所/9時20分因島北IC入り口バス停
または10時浄土寺山山頂憩いの森展望台(尾道市東久保町) ※駐車可
■参加費/200円(1家族300円)
(交通費は別途必要、自家用車の相乗り予定)
■持ってくるもの/弁当・筆記用具、あればル-ぺ・双眼鏡など
■案内人/全国森林インストラクタ-県支部長 駄賀恒男
Tel&Fax0845-25-1661
□○△□○△はるの自然を満喫しよう!○△□○△□

筆者紹介

駄賀恒男
駄賀恒男森林インストラクター
因島の自然を紹介していきます。紹介するのは、森林インストラクターで尾道市因島重井町在住の駄賀恒男(だがつねお)です。

定年退職して因島に移住し、2001年3月から月1回「いんのしま・まるごと自然観察会」を開催しています。その間因島に住むいろいろな動物・植物・キノコを見てきましたが、その中から季節ごとの、とっておきの生き物情報をお届けします。

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