因島の水鳥
冬になると因島にもたくさんの冬鳥が飛来します。今回はその中で、日本野鳥の会広島県支部が中心となって、毎年県内各地で調査している「カイツブリ類、ウ類、ガンカモ類」の、因島での調査結果を紹介しましょう。
因島鳥分布図
地図は、2000年から2007年までの毎年1月(一部12月を含む)に調査した、これらの鳥の分布図です。カイツブリ類2種・ウ類1種・ガンカモ類6種が、島の北部から西部の沿岸部と島内の各地の池で観察されています。この中で、カイツブリ・カワウ・カルガモ以外は冬鳥として北の方から飛来し、春になるとつがいとなって北に帰っていきます。
因島にはこの他に水辺の鳥として、カモメ科のセグロカモメ・ウミネコ・ユリカモメ、サギ科のゴイサギ・コサギ・チュウサギ・ダイサギ・アオサギ、クイナ科のオオバン・バン(写真参照)、シギ科のイソシギ(写真参照)、ワシタカ科のミサゴ・トビなどがいます。
ヒドリガモとオナガガモ
バン
イソシギ
☆鳥の情報があればお知らせ下さい!!
第72回いんのしま・まるごと自然観察会のご案内
■日時/1月27日(土)10時-12時(雨天の場合は1月28日日曜日)
■観察テ-マ/島北の冬の野鳥
■集合場所/因島フラワ-センタ-下駐車場
■参加費/200円(1家族300円)
■持ってくるもの/筆記用具・双眼鏡・図鑑など
■問合せ先/駄賀恒男 TEL・FAX 0845-25-1661
筆者紹介
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因島の自然を紹介していきます。紹介するのは、森林インストラクターで尾道市因島重井町在住の駄賀恒男(だがつねお)です。
定年退職して因島に移住し、2001年3月から月1回「いんのしま・まるごと自然観察会」を開催しています。その間因島に住むいろいろな動物・植物・キノコを見てきましたが、その中から季節ごとの、とっておきの生き物情報をお届けします。
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