因島活性化フォーラムで思ったこと

広島ブロックの青年会議所主催の因島活性化フォーラムのパネラーと参加してから早一週間。いつもは漠然と考えている地元因島のことを、多くの見知らぬ若い方々を前に話しをすると、普段意識していないことまで考えさせられた。

事前の打ち合わせでは、自己紹介の後、因島の問題点と課題、最後に問題克服に向けての提案という流れで進行するはずだった。しかし、コーディネーターは場内の雰囲気を察して、「因島らしさって、何ですか」という質問を突然投げかける。

この質問に一瞬真っ白。多分私から答えるのだろうと観念したが、「突然因島らしさって言われても、3年しか住んでませんからわかりません」とも答えられず、村上水軍や造船所のことを例に出して、今ではあまり憶えてないがオブラートに包んで回答するのがやっとだった。

しかし、人前でしゃべることはいい経験であり、一緒に因島から出席したぽちょさんの除虫菊の再生運動の提案が、議論の中でアイアイ計画「除虫菊プロジェクト」と命名(?)されるなど、途中からはまさしく台本のないドラマとなり、因島に住み取り組んできた活動で感じたことを表現でき、好きなテニスで喩えれば、センターにフラットサービスを入れ、前につめてボレーで決める、自分のスタイルの議論ができたような気がした。

でも、気づかれしたのか、その夜はいつになく早く寝てしまいましたとさ。

※ フォーラムの模様を動画でご覧いただけます。再生ボタンを押してご覧ください(*^_^*)

筆者紹介

大西好樹
大西好樹PRプランナー
芸術は爆発だ!の岡本太郎氏制作の「太陽の塔」がある大阪府吹田市生まれ。

関西学院大学卒業後、東京のPR会社で国内、海外の企業や団体やサッカー、テニスなどスポーツイベントのPR活動を担当。

2002年11月から妻の古里である因島に活動の拠点を移し、デジタル画像処理会社や家具メーカーの広報活動を支援し、現在は造船、海運を中核とする企業グループに在籍。

因島の読み聞かせグループに参加し、小学校などで好きな絵本を子どもに語っているおっさんです。

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