こどもたちが子ども園に通い始めました
はじめに子供たちがとりこになったのは、昆虫やその他の小さな生き物。
初日にざりがにを洗うことをさせてもらい、母をすがりにくることもなく子ども園に行きました。
オスロではめったに身近に接することはない生き物ばかりがそこにいました。
オスロの家の近くにアクアリウムのお店がありましたが、魚ばかり。
因島では、いやでもまとわりついてくる蚊。
そして、山には蛇や大きな蜘蛛。
頻繁な家庭訪問をするトカゲやヤモリ。
少し眺めれば見つかるバッタやカマキリ。
そして、不思議な蝉。
ノルウェーでは、土や草木に触れることはよくありますが、生き物で思いつくのはミミズとチョウとてんとう虫。。
まったく他の生き物がノルウェーにはいないということではありませんよ。
身近に接するものがミミズなのです。土にはよく触れますからね。
また、父親が子供に日本のこども園はどう?と聞くと「喧嘩がないね。」と答えたそうです。
まだこれから、考えていかないとわからないと思いますが、ノルウェーのこども園では自由遊びの時間が多いのです。
だから、子供の間でのやりとりが多くなり、喧嘩が増えるのだと思います。
オスロでは、12時30分から16時まで外での自由遊びでした。
私の今までの印象は、日本の子ども園での持ち物の細かさ。。
何曜日には何を持って帰って、これには専用の袋が必要で。。
私はいまだに何か1つは忘れ物をしていると思います。すみません。
ノルウェーでのこども園
現在日本でも幼稚園と保育園がいっしょになってきているように(現在子どもたちが因島で通っているのも、幼稚園と保育所の機能が一緒になった子ども園です)、ノルウェーでも、何年か前に一緒になりました。
ノルウェーには6600のこども園の内60がシュタイナー教育を実施。
モンテッソリー教育もオスロには数軒。
最近、住んでいる町ではないところにも、通えるようになったので、選択できる傾向になっているかもしれません。
ただ、現在は1歳の子供のこども園の場所が不足していて、当てられたところにいかなければならない状況下。
筆者紹介
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こんにちはHaruです。18歳まで因島で育ち、三庄小、三庄中、尾道東高の出身です。現在は北欧・ノルウェーの首都オスロに夫(ノルウェー人)と息子(名前は幸一)の3人で住んでいます。2004年12月にオスロで初めての出産をし、ただ今幸一君は1歳6ヶ月です。妊娠・出産・子育てはすべてが初めての驚きと発見の連続でした。そんな私の初体験を「北欧からの子育てだより」にしてお届けしたいと思います。
ノルウェーは、湖がたくさんあって、瀬戸内海に似た風景があちこちにあります。北欧の人はみんな自然が好きで、重要であることをよく知っています。ある人は雪のダイヤモンドダストのことを話し始めると目がとろんとする。人間的には落ち着いたのんびりした人が多いかなあ。でもヨーロッパ人は外見みんな大人っぽいですが。。休日には多くの人が別荘(小屋)に行ったり、山歩きしたり、ベリーを摘みに行ったりしますよ。
私と夫はモダンダンスが大好きで、イギリスでモダンダンスの留学中に知り合いました。寝ていた幸一君の首がすわり、首が動き、座るバランスがとれ、後ろ下がりから前進へ、4つんばいのメカニックができ、2本足で立てる力がつき、そこでバランスと転げることを何回も繰り返して歩くことを覚えました。幸一君と遊んでいると時間がどこかへいってしまいます。
そして、つたい立ち、つたい歩き。今は、やっと歩けるようになったかと思うと、もう走ろうとしています。手を上げたり片足でバランスを取ったり足踏みを楽しんだり、子供は身体を動かすのが大好き!子供とのダンスにも興味津々な日々。
北欧での子育て。私たちは「自然にも人にも思いやりのある元気な子供」に育って欲しいなあと思っています。
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