おんぞう

こんにちは、おんぞうです。しまなみ人の皆さんとご縁あり、2006年11月より「瀬戸田おんぞう日和」をもたせていただくことになり、嬉しい限りです。

瀬戸田は私にとって「育ちの故郷」です。島を離れて以降、この島はただ帰省をするだけの所だったのですが、いざ戻ってみると、あらためてこの育った島のことについて知ることの多さに気づかされました。

  • 五月の半ばにはみかんの花のかおりが
    島をつつむこと。
  • 潮の満ち引きで流れが変わること。
  • 天の川を見ることができること。
  • 燧灘のむこうの香川のほうまで一望できる
    山があるということ。
  • 空がこんなに広かったということ。

自然は季節のうつろいの中で様々なことを教えてくれます。

時には忘れていたあたりまえのことに気づかされてみたりもします。都会のように刺激的なものではありませんが、自然は嬉しいときにも哀しいときにも心にゆるやかに染み入るように語りかけてくれます。 時々、光と風、海と島が作り出す色彩を見ながらぼんやりしたり考えこんでみたり・・・。

今は、「育ちの故郷」であるのにもかかわらず、 懐かしさと初めて経験する新鮮さが入り混じった不思議な気分を楽しみながら過ごしています。違う場所での生活が長かったせいか、客観的にそう思える部分もあるのかもしれませんね。

ここでは私が瀬戸田で過ごす日常から思うことや感じたことを自由気ままに書いていけたらと思っております。

略歴

本名・藤田れお。信州大学卒。三協精機製作所株式会社(現日本電産サンキョー)に生産技術職として新製品の生産準備、合理化改善、ISO14000部門事務局を担当。退社後、国内やヨーロッパを旅して歩き2004年より瀬戸田在住。瀬戸田では、ちょこちょことイベントに参加させてもらってます。

古きを温め、新しきを創る。 Onzoおんぞうはこの温故創新おんこそうしんを略してみました。