青木発電所レポート【1】これが太陽光発電です

掲載号 06年09月23日号

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 わが家が太陽光発電に移行してほぼ1カ月たった。わが「青木発電所」は順調に稼動し、わが家が使用する電力を補っている。主要な設備は次のようになっている(括弧のなかは設置費用)。

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 第一に、太陽光発電をより効果的に生かすためにオール電化に移行。具体的には、電気温水器2台(計53万円)▽IHクッキングヒーター(15万円)。

 第二に、屋根に2.45キロワットの太陽電池パネルを設置(諸工事費用あわせて180万円)。

 第三に、新たに売電力メーターを設置。しめて設置費用は合計248万円になった。(家庭の仕様によって金額は異なる)

 設置費用の支払いは、15年間均等払い(金利3.5%)の「ソーラーローン」を利用することになった。毎月1万6513円。10月から支払い開始になる。節電による装置設置費用捻出の効果がどこまで出るか、大いに関心がある。

 太陽光発電導入を思いたったのは、今年6月にあった内海エンジニアリング(株)の説明会を取材した時である。この取材をつづけるには実際に太陽光発電を導入することが先決だと決断した。

 昨年の台風到来の時にわが家の庭が浸水し、「地球温暖化も他人事ではない」と思い始めていたところだった。だから、自宅で発電し、少しでも二酸化炭素排出量を抑制することで地球環境保護に貢献できていると思えることは、充実感を感じる。二酸化炭素削減量が瞬時にメーターにあらわるのがうれしい。

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わが家の売電メーター(右)と消費電力メーター

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