囲碁の尾道市技定着目指し第53回本因坊秀策囲碁まつり 推進母体の新体制確立へ

掲載号 06年07月08日号

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 囲碁を市技に制定している尾道市は29日(土)・30日(日)、尾道市因島市民会館などで第回本因坊秀策囲碁まつりを行なう。前夜祭は29日(土)。午後6時から日立会館で懇親会と組合せ抽選会。

 30日(日)の午前9時30分から、7クラスで競技大会。ハイライトの本因坊秀策杯の決勝公開対局は午後2時30分から、市民会館大ホール。優勝賞金100万円、準優勝30万円。大盤解説は石井邦生九段(日本棋院)。聞き手は徳永紗月アマ6段。出場プロ棋士は次の通り

【日本棋院】蘇耀国八段▽前田良二七段▽西村慶二七段▽山田至宝六段▽但馬慎吾初段。
【関西棋院】矢田直己九段▽古谷裕七段▽瀬戸大樹六段

推進協議会 新体制発足

 尾道市は昨年12月21日、「本市の代表的伝統文化である囲碁の継承・発展に努め、地域文化の創造と振興に資するため、囲碁を市技に定める」という条例を制定し囲碁によるまちづくりに取り組んできた。

 推進母体の尾道市囲碁のまちづくり推進協議会は13日(木)午後から、尾道市役所で総会を開き、新体制を発足させる。第53回本因坊秀策まつりはその初仕事になる。

 因島市が尾道市に編入合併されたものの、「推進協議会」の役員は新尾道市全体から選出されたものになっておらず、会長も空席のままだった。

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