因島仏教会が法話の会 生活の指針を求めて130余人が聞き入る

掲載号 06年07月01日号

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 因島仏教会(堀川知範会長、19カ寺)は6月23日、芸予文化情報センターで第9回説教・法話の会を開き市内各地から、約130人が参加した。堀川会長は冒頭、「生活の指針を見つけてもらえれば幸い」と挨拶した。

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 最初は板坂瑞天師(土生・対潮院)の「禅から学んだこと」。あらゆる状況でもそれを素直に受け入れ、自分が努力してがんばればみんなの幸せに通じる、と説いた。

 次に麻生紀雄師(田熊・浄土寺)の「4つの大事なこと」。大事なこととは

【1】家庭がしっかりする
【2】お年寄りから学ぶこと
【3】「忘己利他(もうこりた)」=慈悲の心の伝承
【4】感謝と祈り

 である。

 最後は松浦恵観師(中庄・光明寺)の「生かされて生きる」。師は、現時点の利益ばかり考えて、大切なことを忘れているのではないか、と問いかけ、自然のなかで生かされていることを考えて見る必要があると強調した。

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