尾道「市技」制定初舞台 本因坊秀策囲碁まつり 28日前夜祭29日競技会

掲載号 06年01月14日号

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 尾道市は因島市との編入合併に伴い囲碁を「市技」として継承したが、その最初の第52回本因坊秀策まつりが28日(土)29日(日)、因島市民会館などで開催される。

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毎回好評のプロ棋士による指導碁

 前夜祭は28日。午後1時30分から因島市民会館で、プロ棋士による指導碁。午後6時からいんのしまロッジで、懇親会と本因坊秀策杯組合せ抽選会。また同日午後1時30分から因島市民会館で、本因坊秀策杯アマ棋士予選会が行なわれる。

 29日は市民会館と芸予文化情報センターで競技大会がある。午前9時30分からからクラス別競技大会と秀策杯トーナメント。午後1時30分から指導碁がある。

 クラス別は、6段以上▽5段▽4段▽3段▽2段▽初段▽級位の7クラス。今回も小中高生の参加が増えると予想され、大人の棋士もうかうかできない。

 最大の呼び物はプロ、アマ8人ずつが入り混じって対局する本因坊秀策杯。優勝100万円、準優勝30万円の賞金。決勝公開対局は午後2時30分から市民会館大ホール。大盤解説は大矢浩一九段(日本棋院)、聞き手は徳永紗月アマ六段。参加プロ棋士8人の顔ぶれは次の通り。

日本棋院 後藤俊午九段▽西村慶二七段▽松本武久六段▽山本賢太郎四段▽首藤瞬四段。
関西棋院 小西和子八段▽坂井秀至七段▽久保田大二段。

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