傍目八目

掲載号 06年01月07日号

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 平成18年の年明けは目まぐるしい。4日の仕事始めに続き5日は因島市の最後の新年互礼会。そして翌日の6日は閉庁式。8日土生中グラウンドで消防出初式があって9日は午前10時から市民会館で成人式。午後3時から同じ会場で閉市式。昭和28年に7カ町村が合併して一島一市が誕生して以来52年の歴史に幕を閉じる。10日には尾道市長が来因、総合支所開所式が行われ新しい行政下で船出する。

 今年4月、選挙が終ったばかりの市会議員は失職。29日告示、2月5日投開票の尾道市議増員選挙(因島定数8、瀬戸田3)が迫っている。長年培ってきた社会基盤や信頼関係が大きく揺らいだ旧年が過ぎ、不安の中で迎えた2006年。混迷の時に希望を失わず、互に心を通わせて時代を切り開いていくことができるだろうか。

 因島・瀬戸田との編入合併を受け入れる尾道市の亀田良一市長は、合併後の都市づくりに将来の道州制をにらんで市職員が一体感を持って当ってほしい―と訓示、新時代を示唆している。

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