新市の一翼担う町づくりの努力

掲載号 06年01月01日号

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瀬戸田町長 高本訓司

 町民の皆さま、明けましておめでとうございます。昨年は、前年のような度重なる台風の襲来もなく、比較的恵まれた天候により農作物も概ね順調な作柄となり、販売状況も近年になく期待されておりましたが販売価格は予想に反して低迷が続いております。

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 観光客につきましても、入込数は減少しており、景気は一部で回復の兆しはみられるものの、総じて厳しい状況であった1年でありました。昨年は南生口村と合併して、現在の町制を施行しまして以来、50年という節目の年でもありました。

 そのような中にあって本町は、1月10日の尾道市との合併を間近に控え「豊田郡瀬戸田町」の幕を閉じようとしております。

 私たちがなじみ、親しんでまいりました「豊田郡瀬戸田町」の名前が変わってしまうのは寂しい限りではございますが、これも私たちが自立可能な地域社会づくりへ向かってまい進していくために必ず乗り越えていかなくてはならない一つの通過点だと思います。

 今後も、町民の皆さまと一体となって、さらに連携を密にし、融和を深め、産業経済の発展を基盤として合併後もしまなみ海道の芸術・文化の交流拠点・柑橘の島として、新市の広域的な交流機能の一部を分担してまいりたいと考えます。

 さらに新たな飛躍を目指して、発展のため町民一丸となり努力をしてまいりたいと思いますので、なお一層のお力添えを賜りますようお願い申しあげます。

 今までご支援、ご協力いただきました町議会並びに町民の皆さまに、心からお礼を申しあげます。新しい年が、皆さまにとりまして希望に満ちた幸せの多い年となりますよう、ご祈念申しあげます。

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