村上光氏＝再生クラブ

―今後の市長の政治活動について。

市長　合併という節目を迎え、13年前に政治家の道を志した時代を振り返り、原点に立ち返って心境の整理をするとともに、今後の政治活動については、慎重かつ多角的に検討していきたい。

村上弘二氏＝民主クラブ　

―新市建設計画の取り組みについて。

市長　尾道市の市議会議員増員選挙で選ばれる8名の議員、設置が予定されている地域振興推進委員、住民とともに協働し、地域が一体となって、着実かつ円滑に事業を推進していく必要がある。

上田栄司氏＝新社会党

―因島市の人権行政がどの程度引き継がれるか。

市長　因島総合支所での人権行政と男女共同参画行政の推進は、市民生活課の人権・生活係に位置づけている。しかし、現行どおりの推進体制や取り組みにはならない。

楠見公史氏＝再生クラブ

―フラワーセンターの管理運営について。

市長　観光スポットと市民公園の共生を基本コンセプトにしたい。年間パスポート券の発行を考えているパスポート券に割引券やポイントをつけたり、コーヒーをサービスするなど特典を附加し、より利用しやすくしたい。

大出金三氏＝市政クラブ

―自治体責任者の合併後における責任のとり方。

市長　市長としての今後の責任のとり方ついてであるが、新設合併または編入される市町村の特別職は失職するので、市長のわたし自身も失職する。失職後の身の処し方はまだ考えてない。

大崎金吾氏＝社会民主党

―合併に伴う人事異動の内示について。

市長　第１次内示として12月12日、因島総合支所における専門員以下の職員についての内示、12月26日には、因島総合支所における係長以上の職員、尾道市へ異動する職員など内示を行なう予定と聞いている。

岡野長寿氏＝日本共産党

―地域振興推進委員について。

市長　地域振興推進委員については合併協定項目ではない。御調では住民と行政のパイプ役など務めている。本市における合併当初の住民不安の払拭、新市建設計画の進捗度合いのチェックなどを考えると必要と考える。