ポルノグラフィティ里帰りライブ 小中高児童生徒・先生もノリノリ 会場の熱気、音響でロビーゆれる
掲載号 05年11月26日号
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当初、2人は5月から12月の日本武道館までのツアーライブサーキット中なので、来春3月の母校である因島高校終了式なら・・・という試案が出た。それにはノー。
因島市が合併で無くなる前に後輩たちへ「因島に生まれたことに自信と誇りを持ってくれとエールを送り、わしらも元気をもらいたい」と申し出た。こうして因島市と教育委員会の協力もあって2人にとって初めての経験になる小中高児童生徒2千300人を対象に3回にわけてロックコンサートが実現した。
プロのロック演奏 島で初めて
場内が暗くなりカクテル光線と地響きするようなサウンドの中からライトアップされた昭仁と晴一。デビュー曲「アポロ」など数曲歌ったあと、
「皆んな元気か。わしらがポルノグラフィティじゃ。今日は来てくれて有難う。小学生がいっぱいるライブは初めてじゃ。ライトや大きな音で気持ちを悪くするかも知れんが、一生懸命やるけえ皆んなで楽しんで帰ってくれ」と、因島弁(方言)でトーク。
子供がリズムに乗るのは早い。一曲ごとに手拍子の音も大きくなり、ライブの雰囲気は最高潮に達した。
「みんなノリがええ。安心した。わしらは都会の人たちに勝てんのかと思ったときもあった。でも、因島はきれいな海や山がある。これが自慢となり、自信や誇りとして後押ししてくれる。都会人に負けんよう頑張っていこうや」と呼びかけ、チャッチャ、チャッ、チャッ、チャーと手拍子を求め「アゲハ蝶」や「愛が呼ぶほうへ」でノリノリの歌声。エンディングでは「Let's go to the answer」を大合唱、アンコールにも応じ大満足の様子だった。
若者の支持集めNHKが生中継
穏やかな自然に育くまれた島の子どもたちとロックバンドのライブ。音楽の世界に垣根はなかった。会場から出て来た子どもたちはみんな興奮気味で「最高!」とカメラに向かってVサイン。ミリオンヒットの「サウダージ」や古里への思いを込めた曲などアンコールを含め12曲、たっぷり1時間半の生ステージに感動、リズムに乗って総立ちで歓声をあげ合唱した。
因島高校の先輩にあたる女優東ちづるさんも因島市で生まれ育ったことを誇りに思っている。ライブの中で晴一君が彼女からのメッセージを読み目頭を熱くした。
いっしょにデビューした白玉雅巳さん(土生町)とは昨年、進む道が別れたが同じ事務所に所属。将来に向って頑張っている。彼も「因島大橋を通るたびに古里から力をもらう」とメッセージを寄せている。ふる里は遠くにありて思うものかも知れない。
23日は昼夜2回の公演で昼の部は午後2時からNHK生中継された。
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せとうちタイムズ、更新してますねー。
岡野君の母校訪問とか、ライブでの東姉さん・Tamaちゃんの
メッセージがあった事とか、いんのしまの風景とか。
ライブ... 全文 >>
トラックバック時刻: 2005年11月26日 10:03
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昨日はひとりで行った「ASR」不適切な発言もあり大変申し訳ありませんでした。今後注意します。 長崎弁でJ-POPどうだったでしょうか?多分、反響ないね。まあ、... 全文 >>
トラックバック時刻: 2005年11月26日 19:25
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トラックバック時刻: 2005年11月27日 23:57
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もうどうにでもなれです。
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あまりにも素晴らしい発見をして、
異常に興... 全文 >>
トラックバック時刻: 2005年11月28日 13:11
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今週末は久しぶりに'''土日丸々引きこもってみました'''。
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... 全文 >>
トラックバック時刻: 2006年04月09日 20:48