来月6日投開票の県知事選開幕 同姓藤田2人が出馬 県内遊説行脚 因島は21夕現職、30日昼新人来島

掲載号 05年10月22日号

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立候補者(届出順)

藤田尚志共新 『税金を無駄遣いする現県政にストップを』

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【現職】 党県委員会書記長、党県青年学生部長
【主な経歴】 党県東部地区委員長、同地区常任委員、党奈良県北地区准地区委員
【出身地】 福山市
【最終学歴】 奈良教育大

藤田雄山無現3期 『住みやすい生活県の実現を追求』

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【現職】 知事、中国地方知事会会長、全国高速道路建設協議会副会長、日本赤十字社県支部長
【主な経歴】 参院議員、参院議員秘書、三井物産社員
【出身地】 広島市南区
【最終学歴】 慶応大商学部

 任期満了に伴う県知事選挙は20日告示され、共産党新人の藤田尚志(しょうし)氏(40)と4選を目指す無所属現職の藤田雄山(ゆうざん)氏(56)=自民、公明、国民新党推薦の2人が立候補した。3期12年の現県政の評価などを軸に17日間の論戦が幕を開け、11月6日に投開票される。

 敗戦後、原爆の廃墟の中から復興した広島市に県庁を置く県政は昭和の合併から今回の平成の大合併で様変わりしてきた。長老の記憶も50数年前の大原博夫知事から永野厳雄、宮沢宏、竹下虎之助、藤田雄山氏とたどるが、3期12年が最長で、4選を有権者がどう判断するか投票率を含め注目される。

 今回と同じく、現職と共産党新人が争った2001年の前回投票率は30.62.%で県知事選の最低を更新した。19日現在の有権者数は232万5247人で前回より2万8861人増。

因島前回投票率38.05%

 因島市の前回投票率は県平均より7.33%高い38.5%だったが市制発足以来最低を記録。今回は、4月の市会議員選挙に続く、夏の衆院選挙。さらには年明けの尾道合併増員選挙を控えており、それらの影響がどう反映するかが焦点。

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