特別養護老人ホーム楽生苑いこいの里 ぬくもりのある もう一つの我が家へ

掲載号 05年07月09日号

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特別養護老人ホーム楽生苑施設長 伊原京子

 介護保険のスタートとほぼ同時に開設した楽生苑もお陰様で、6周年を迎えます。「真ごころ、思いやり、助け合い」を苑訓として介護・医療の一体化・親切介護を目標に、利用者の方に喜んで頂けるよう職員一同日夜頑張ってまいりました。この度、地域の皆様のさらなるご要望に応えて、新たに個室化・ユニット方式10床を増設し、「いこいの里」を7月1日にオープンいたしました。

 人間は生きているかぎり幸せでなければいけないと思います。そのためにプライベート空間としての個室を基本に、適切な共同生活を作りあげることにも気を配っております。誰にも気兼ねなく使用できる個室内の専用トイレ。みんなで仲良くすごせる、ゆったりした食堂。廊下も交流場所であり、通常より広くなっております。ご利用頂く方々の健康やお気持ちを大切に、より一層サービスの向上、地域への貢献にこころがけてまいります。

いこいの住処

 和風、鉄筋の切妻平屋建日本瓦ぶき。敷地面積1490平方メートル、床面積569.41平方メートル、定員10人。外壁は明るい茶系色で落ちついた雰囲気。すべてが個室。各室に車イスのままで使用できる洗面台、ベッド、ナースコール、空気清浄機などが備え付け。照明は寝たままでも操作ができる。食堂は換気と採光のために吹き抜けを採用。趣味の教室・交流・懇談のための和室もある。


プライベートルームは明るく落ち着いたアイボリー系


仲良しの交流・懇談に広々とした食堂と右奥にある6帖の和室

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