因島仏教会が法話の会 仏様の話に聞き入る

掲載号 05年06月18日号

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 因島市仏教会(竺山東洋会長)の第8回説教8法話の会が16日、芸予文化情報センターであり、市内各地から約150人が集まり、3人の僧侶の話に聞き入った。演壇に5大陸を表す5色の仏旗がかかげられた。

 深水純司師(無量寺・三庄)が「報恩感謝」について語り、朝一番に仏壇にご飯をお供えし感謝して食べ始める生活の大切さを説いた。
 つづいて末通弘聡師(観音寺・三庄)=写真=が「笑うかどには仏きたる」のテーマで語り、大声で笑うことが人に安らぎを与え、生きていく励みにつながることを説いた。
 最後は、林一成師(地蔵院・外浦)のお話「仏縁にであう」を得意のマジックを交えて説いた。仏様の教えのうち、特に口に関することを説明した。

  1. ウソをつくな
  2. 他人の欠点を言いふらすな
  3. 他人をけなすな
  4. 仏教の悪口を言うな
というものである。仏教会の法話の会も今年で8回目。寺に閉じこもらないで街に出ようと始まった、12月の托鉢行脚とともに仏教会を代表する行事である。会場には笑い声があふれ宗派をこえて市民が気楽に参加できる集まりとして定着しつつある。

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