踊りつづけられる幸せ うしお創作舞踊公演 22人の男女が総出演

掲載号 05年06月11日号

前の記事: “大浜町消防団 小型ポンプ操法 県大会に出場
次の記事: “伝統・文化の継承願う 因島市文化協会理事 西河 盛人さん(72)

 創作舞踊グループうしお(金山幸美代表)は19日(日)午後2時から、因島市市民会館大ホールで第15回うしお創作舞踊公演「海、風のゆくえ」を行う。プログラムは次の通り。

【1部】

海とこしえに▽幻花▽闇に光る眼▽しがらみ、それとも、だからDancing▽春よ来い▽陽だまりのなかで

【2部】

モロッコ幻想▽でんでん虫の悲しみ▽風のゆくえ▽海みちみちて みちみちて

 踊りはオリジナルで衣装も手づくり。照明、美容・髪にはプロとボランティアが応援に駆けつける。出演者は20代から60代の主婦が中心だという。地域は因島、生名、瀬戸田、尾道からやってくる。それぞれ、子育てや介護しながら踊りつづけてきたメンバーで一味違う。手先、足先の踊りではなく身体全体を使って踊りぬく。

誕生から30年

 代表の金山幸美さんが地元三庄町でモダンジャズ教室を開いたのは、32年前。2年後に「創作舞踊グループうしお」が誕生した。2年ごとに発表公演も回を重ねてきた。 「30年の年を重ねた踊りができるようになった。歳をとってもキャリアが長いほうがタフ。前回より格段の自信がみなぎっている」と金山さんは語る。今回は30年目の節目となる記念公演となる。1年半前から1日3~4時間、週2回の練習がつづき、公演が迫るにつれてそれが週2回になった。当日に向けいっそう熱がこもる。

E

トラックバック