験乗宗総本山・光明寺 古式にのっとり春期大法会 全国から行者ら六百人

掲載号 05年05月07日号

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 因島市中庄町の験乗宗総本山光明寺(松浦恵観座主)の春期大法会が3日、厳かに行なわれた。境内には全国から山伏姿の行者、信者、一般参詣客ら約600人がもうでた。

 午後からは、儀式のクライマックスである火生三昧(かしょうざんまい、火渡り式)=写真=があった。これは、自分の汚れを火の中で燃やしてしまう儀式であるが、行者につづいて親子連れなど多くの参詣客も火を渡った。

 験乗宗は今年で開宗57周年。中庄町の光明寺を総本山に全国に信者約7000人。修験道を教えとして、在家にあって僧として自給自足で生きてゆく「半僧半俗」を基本とする。現在の座主は松浦恵観さん。比叡山延暦寺での修行をへて平成3年から光明寺に移った。

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