尾道・因島法定協 合併協定書を確認 3月5日合併調印へ

掲載号 05年02月19日号

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 来年1月の合併をめざす尾道市と因島市の第5回法定協議会が17日、芸予文化情報センターであり、協議した27項目にもとづく合併協定書を全会一致で確認し、すべての協議を終了。調印式は、3月5日尾道市内のホテルで開かれる。調印後、両市議会で合併関連議案が可決されれば、3月下旬に県知事への合併申請が行われる。なお、22日の法定協で尾道市と瀬戸田町の合併協定書が確認されると、5日の調印式は2市1町の合同で行なわれる。

 わずか3カ月のスピード協議で大枠の協定にこぎつけた尾道・因島合併。しかし、編入される因島市にとって、具体的な取り決めはまだこれからだ。例えば、市役所が「総合支所」になると決ったが、その内容は明らかになっていない。

瀬戸田町は22日最終協議会

 3月5日の調印に向けて19日に予定されていた尾道市と瀬戸田町の最終法定協議会は、瀬戸田町側の内部調整の遅れを理由に22日に延期された。同町議会は連日合併特別委員会を開き、「支所の総合支所への格上げ」問題、新市建設計画などギリギリの調整をつづけている。22日の最終法定協は、3月下旬の知事申請に向けたタイムリミットである。瀬戸田町が22日まで町としての意見をどこまでまとめきれるか内外から注目されている。

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