自民党因島青年研修会 亀井静香志帥会会長が「日本人の魂の復権」語る

掲載号 04年11月27日号

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 自民党因島市支部(松浦幸男支部長)は23日、因島市民会館中ホールで、元自民党政調会長亀井静香志帥会会長を招き、青年研修会を開催した。これは、9月にあった支部研修会、女性研修会につづくもの。会場をうめた約200人を前に亀井氏は、「日本人の魂の復権が、今の最大の課題である」と講演した。要旨は次の通り。

 近年、小泉改革路線のもとでアメリカと同じ競走原理を優先させた結果、日本社会は弱肉強食の世界と化している。その論理は日本人本来の精神文明に馴染まず、日本流の「自分だけでなく、皆で幸せになろう」という弱者救済の経済論理でいかなければならない。

 イラクの香田さん事件のように、目の前で日本人が殺されそうになっているのに、派遣された自衛隊は土木工事をしているだけで良いのか。そのような恥ずかしい姿をさらけだしてまでアメリカの戦争に協力せねばならないのか。

 最近の日本と日本人はおかしくなっている。日本人の魂の復権がなされないなら、国家は終わりです。今日の講演は私の戦闘宣言です。


青年研修会で気炎をあげる亀井代議士

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