瀬戸田町長選挙 19日告示、24日投開票 混戦のまま本番に突入

掲載号 04年10月16日号

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 柴田大三郎前町長の辞職にともなう瀬戸田町の出直し町長選挙は、混戦のまま本番戦に突入する。19日(火)告示、24日(日)午前7時から午後8時、町内11ヵ所で投票。開票は同日午後9時、瀬戸田町役場第1会議室。期日前投票と不在者投票は、20日(水)から23日(土)午前8時30分から午後8時まで、瀬戸田町役場第2会議室。有権者総数は8164人(9月2日現在)。

 柴田、田頭両陣営ともに19日午前9時、それぞれの選挙事務所まえで出陣式を行う。選挙期間中に合同立会演説会を開く予定。両陣営はともに5000票の獲得を公言し、支持者がために懸命。それぞれの基礎票を確認し、その上積みをめざしている。昨年4月の選挙では、投票率が 91.33%、柴田氏3708票、田頭氏が3646票で62票の僅差。8月の住民投票は、投票率81.9%、賛成3506票、反対3145票。 361票差。こうした過去の実績の上に、リコール運動がどのような影響をおよぼしているか注目される。

 柴田陣営は、区長会組織をフル動員し、ローラー作戦を展開。合併方針転換の弁明につとめながら、柴田候補予定者の実績を全面的に打ち出し、活路を切りひらこうとしている。

 田頭陣営は、住民投票とリコール運動の成果を基盤に、内海造船や関連企業のバックアップをうけて票の上乗せを図る、尾道広域の合併を実現できるのは田頭候補予定者しかいないとの主張を強めている。

 合併問題による町政の混乱に終止符を打てるか。最後の審判が注目される。

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