大浜小児童 トラフグ放流

掲載号 04年07月17日号

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 大浜小学校(福原千代子校長)の全校生徒33人は14日、トラフグの稚魚2000尾をしまなみビーチから放流した=写真=。さらに細島や鉄工団地沖に、因島市漁協が船から8000尾を放流した。

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 稚魚は約5センチ大で、福山大学内海生物資源研究所で飼育された。今年は、互いに噛み合うことなく良好に育った。 2・3年後に産卵するという。

 大浜小学校では5年生が社会科で水産の学習をつづけている。実際に稚魚の放流を体験し、作り育てる漁業への理解を深めてほしいと、関係者は期待する。

 今後、ヒラメ、オコゼの稚魚の放流が計画されている。

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