臨時会不成立の裏舞台 瀬戸田町茶番劇を露出

掲載号 04年04月03日号

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 因島市と瀬戸田町が共同運営する生口中学校(組合管理者柴田大三郎町長)が招集した3月31日の臨時会は法律手続上「無効」であることが分かり合併問題にからみ物議を呼んでいる。

 29日開かれた組合立生口中学の新年度予算案が否決され31日午後3時から臨時会を開く予定だった。ところが「合併と組合は別問題だ」という瀬戸田町側の発言に反発した因島市側が意見調整のため午後6時からの開会を申し出たが聞きいれられず同5時で流会した。ところが、同会議招集にあたって公示手続きをおこたっており、会議が成立していたとしても議決は無効であったことが分かり、今後の対応が注目される。

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