碁聖本因坊秀策を劇化 因島市民劇団「荘園」 「本因坊帰る」上演

掲載号 04年03月27日号

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 昨年、因島市市制50周年を記念して、村上水軍をテーマに「海幸山幸風ものがたり」を上演した、因島市民劇団「荘園」(杉野勇代表)が、碁聖本因坊秀策を劇化し、「本因坊帰る」を上演する。脚本は森和子さん。7月18日(日)、因島市民会館大ホール。午後1時30分開演。

 同劇団は、今回の上演について次のように述べている。

 「本因坊秀策は因島の宝ですが、尾道・三原・竹原・広島とのつながりが色濃くまた、日本中の宝と言える人です。江戸時代の人々の暮らしが今とは比べ物にならないほど豊かで文化的であったことや山陽路の文化人がいかに教養深かったか、体験していただきたい。そしてふるさと因島市や広島県にたいする誇りと愛着を感じていただきたい。」

 この公演には大人だけでなく、如水館高校演劇部の生徒たち、村上音楽教室の子どもたちが出演する。囲碁に興味ある子どもたちや市民に参加を呼びかけている。

 【問い合わせ】 08452-5-0567 杉野勇

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