因島市議会 第1回合併法定協うけて 全員協議会を開催

掲載号 03年11月15日号

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 因島市議会は衆院選投票を目前にした7日午後、10月30日の第1回因島市・瀬戸田町合併法定協議会をうけて全員協議会を開いた。合併協議会の議会代表委員である須沢弘明議長、長田丕副議長、榎本清文、村上博徳の4議員から報告を受け、今後の方針について協議した。

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 今回の全協の大きな目的は、合併協議の進行と内容について議会の認識を統一し、体制の一本化をはかることにあった。

 今までは、合併協の協議内容を、総務委員会―広域合併調査特別委員会―全員協議会と順に報告し協議していたが、これを、広域合併調査特別委員会(榎本清文委員長)に議員全員が所属することで、一本化することにした。

 4委員の報告にたいしては、巻幡伸一議員が、法定協議会の議事録の閲覧が市役所だけでなく各公民館や集会所でできるようにするよう、市民への公開を求める要望がだされた。これは今後の検討事項となった。

 新市名については、法定協委員の村上博徳議員が、「まずは、因島側としては新市名を因島市ということで提案し、瀬戸田側の意見を待ったらどうか」と意見を述べた。これに対して、田頭弘美、巻幡伸一両議員から、合併は相手がいることなので合併協議が空中分解しないよう慎重さを求める要望が出された。

 特に、田頭議員は、例えば「南アルプス市」のような世界にアピールする新市名もあると指摘した。

 第2回因島市・瀬戸田町法定協議会▽30日(日)午後2時▽瀬戸田町宮原の生口島開発総合センター。

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