因島市仏教会 小雨のなか托鉢行脚で歳末たすけあい募金
掲載号 02年12月14日号
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７日、因島市仏教会（加藤隆雄会長、竺山東洋事務局長）の住職人は、因島市内２ヵ所に分かれ「歳末たすけあい共同募金」ののぼりをたて托鉢行脚を行なった。この日は、お釈迦様が悟りをひらいたとされる「成道会（じょうどうえ）」の前日にあたる。
あいにくの小雨模様のなか黒衣をまとい、あじろ笠をかぶったお坊さんたちは２班に分かれ、中庄パルディ前と土生町商店街で協力を呼びかけた。土生町商店街やサティ前では、ほら貝をふき、かいたくを叩き行脚がおこなわれ、待ちうけた商店主や買い物客から浄財をうけた。この托鉢行脚は、「寺に閉じこもらないで街に出よう」と、年前からつづけられている。ひきつづき、それぞれの寺には大晦日まで募金箱が置かれている。因島市仏教会は次の19寺。
土生 対潮院、大宝寺、正立寺、善行寺
三庄 観音寺善徳寺、明徳寺、正道寺、無量寺
田熊 浄土寺
重井 善興寺
大浜 見性寺
中庄 長福寺、金蓮寺、成願寺、光明寺
外浦 地蔵院
州江 正善寺
原 薬師寺
写真は小雨の中、土生町荒神区矢野レコード店（創業36年）前を通る因島市仏教会。
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