週５日制のもとでの初めての運動会・体育祭の開催で、各校とも練習時間など工夫し、例年をこす盛り上がりがあった。

　可能な限り、生徒の自主性に体育祭の準備と運営をゆだねてきている三庄中（田川隆道校長１２８人）では、今年も体育祭を楽しむ生徒の姿に目を引かれた。

　とくに生徒が力を入れたのは、２組に分かれて行なう同校伝統の応援合戦のパフォーマンスで、会場いっぱいを使って演じた。

　自分たちで選曲し、振り付けも考える。３年生がプランをたてそれを１・２年生におしえて本番を迎える。生徒だけの練習に１ヶ月かけるそうだ。総合学習の体育祭版である。

　受験前なので３年生の保護者は内心ハラハラだが、わが子の熱心さに押されて結局はサポーターに回ってしまう。

写真は三庄小中のＰＴＡも参加した学年別対抗リレー