充実の成果が成績に！

　統合前、尾三地区大会、県総合体育大会、全国高校総体で様々なクラブが活躍してきました。しかし、統合直後、土生・重井の2校舎を行き来しての練習で、充分な成果を上げることができませんでした。年月を経過した現在、安定した練習環境のもと、成果を充分に発揮できるようになりました。

　ことに、過去いくどと無く全国大会へ出場したことのある伝統の女子ソフトテニス（軟式庭球）部では、小中学校での経験者の多くが、島外の強豪校からの勧誘を断り、地元の本校に入学して来ています。

　そして、尾三地区大会では、本校の選手が上位を占めるようになりました。地域のソフトテニス指導者の方々のご指導の賜物とお礼を申し上げますとともに。今後とのよろしくお願いします。

　また、昭和30年代後半から50年代にかけて県大会でも活躍した女子バレー部は、統合から数年間は、部員が集まらず、「廃部」がささやかれていました。

　しかし、平成16年度、春の高校バレー尾三地区大会において、8名の少数部員で、準優勝を果たしました。今春、5名の新入生が入部し、入学前から練習に加わるなど、今後の活躍が期待されます。

今年も水軍祭りが開催されます　8/26・27

　今夏も、古里－因島－では、水軍祭りが「しまなみビーチ」（旧津部田フェリー大浜乗り場）で開かれます。祭り最後を飾る「小早」レースに参加を始めて、4年目です。「櫂」を初めて手にする生徒が多かった4年前にくらべ、最近では、小・中学校で「小早」レースを体験した生徒が入学してくるようになりました。

　昨年度は、男子の部で、10位に入賞するなど、「因島高校」の名を島内外に広めています。また、「跳楽舞」に参加した吹奏楽部員が「特別賞」（キラキラかがやいたで賞）をいただくなど、まさに、古里「因島」を体感しました。

　今夏も、男女ともに複数チームが参加する予定です。参加される諸先輩方、どうか、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。（また、お手やわらかに。）

　「小早」に乗る生徒。「陸」から声援を送る生徒。「跳ね」、「舞い」、「躍動」し、「楽しむ」生徒。「夏と水軍祭り」を楽しみに待つ今です。

　高校で水軍祭りを体験した生徒達が、今、祭りを支える中核となりつつあります。育った町「因島」を知り、卒業後も故郷を思う心が、この祭りを通じて、育っているようです。

　8月末には、「しまなみビーチ」（旧津部田フェリー大浜乗り場）へお越しこし下さい。青春を燃焼させる後輩達とともに、古里－因島－を体感してくださればと思います。