今夏も燃えます!因島水軍まつり 見て、参加して、成功を!

村上 弘純(平成9年卒)

 水軍のふる里因島ならではのまつり、「因島水軍まつり」は今年で15回目を迎えます。この間、「第3回ふるさとイベント大賞」受賞や、しまなみ海道開通記念イベント「水軍歴史絵巻」との連携など、水軍の島として市内外に広くPRを行って来ました。今では、夏を代表する因島最大のまつりとなっています。

 私自身、この水軍まつりと関わって今年で4年目になります。今年も夏を迎えるとともにその時期が近づいて来ました因島水軍まつりですが、このまつりは「島まつり」、「火まつり」、「海まつり」の三つのまつりで構成されています。

先人に感謝する「島まつり」

 「島まつり」は、オープニングと位置付け、水軍まつりの成功と安全の祈願、そして先人に感謝するまつりとして実施いたします。7月23日(土)午前、因島水軍城、金蓮寺(中庄町)で開催します。夜からは、同日開催される「宮島さん協賛いんのしま水軍花火大会」と連携して、跳楽舞、武者行列、ミニライブなどを行い、土生港周辺会場を盛り上げていきます。

20050808231527.jpg
武者行列風景

勝ちほこる「火まつり」

 水軍武者の幻想的な演出、昔、村上水軍が戦いに勝利し島へ帰って来た時に島人がその勝利と無事を祝い踊って出迎えたといわれる踊り「跳楽舞」を再現した跳楽舞コンテスト、水軍太鼓の演奏などのステージイベント、打上花火などが行われ、見て参加して感動するまつりとして毎年すごい盛り上がりを見せております。こちらは、8月27日(土)の夕方からしまなみビーチ(大浜町海水浴場)で行います。当日は、市内全域から会場へ向け、無料シャトルバスを運行する予定です。

20050808231524.jpg
勇壮な火まつり

伝令船=小早・・・「海まつり」
                         
 まつりの最終日に行われる「海まつり」。昔、村上水軍が伝令船として使用していた船「小早」を再現し、それを使用し小早レースを行っていきます。一般の部、女性の部、小中学生の部の3つの部門で行っています。レースは船頭役、太鼓役、漕ぎ手14人の計16人でチームを編成して行います。6月後半からは本番レース会場であるしまなみビーチで練習が始まり、この練習風景も因島の夏の風物詩の一つとなっています。レースもすごく白熱し、大変見ごたえがあります。また、当日はレース参加者以外でも飛び入りで参加し船を漕げる「体験小早」を行い大変好評を得ています。

20050808231518.jpg
小早レースの一コマ

 今年は水軍まつりの一環として、海上自衛隊の護衛艦やまゆきに来ていただき、体験航海を実施します。こちらは、7月30日(土)一般公開、7月31日(日)は実際に船に乗り航海出来る体験航海をユニバーサル造船因島工場にて行います。そして、両日ともあの有名な海軍カレーの調理自習、体験喫食などいろいろなイベントも合わせて行われます。ちなみに、このカレーを私も一度食べた事がありますが、家で食べるカレーやお店で食べるカレーとはまた一味違いとても美味しいです。

 どのまつりも楽しいイベントが盛りだくさんです。ぜひ、因島水軍まつりに参加していただき、この夏を満喫していただきたいと思います。

掲載日 : 2005年07月15日 E

トラックバック

» 因島水軍まつりイベント 護衛艦やまゆき一般公開 約千人がタラップ登る from せとうちタイムズ
 因島水軍まつりの一環として護衛艦やまゆき(小山敏彦艦長、乗員134人)の一般公開と海軍カレー喫食が7月30・31日、日立造船構内で行われた。因島をはじめ三原、... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年08月10日 23:02