2006年度因島高校同窓会便り

掲載号 06年08月12日号

前の記事: “全国に広がる因島高校同窓会 古里は遠くにありて想うもの
次の記事: “幼・小・中一貫因南学園 市会議員が予定地を視察 解消できない不安と不満

竹中啓修会長あこがれの高校へ

因島高校同窓会会長 竹中啓修(昭和31年卒)

 尾道市への編入合併から8カ月近く経ちました。会員の皆様にはお元気でご活躍のことと、お慶び申し上げます。日頃、同窓会活動への深いご理解、ご協力をいただき感謝いたしております。

 本年は国立大学医学部、教育学部合格など、学業・クラブ活動の各分野において、市民から良くなったとの評価をいただいております。

 憧れの学校、行きたい学校、行かせたい学校に向かって今一歩時間がかかりますが、島に一校しかない因島高校が、文化と情報の発信基地になることができたらと期待しながら、その存続・発展を見守っていただきたいと思います。

岡本卓也校長時代を担う高校

因島高校校長 岡本卓也

 全国の同窓生の皆さま、お元気でご活躍のこととお喜び申しあげます。私は、今年度4月に着任いたしました。今後ともよろしくお願い申しあげます。

 21世紀における時代の流れのなかで、県下のすべての高等学校は、存続し、どのように発展していくか、等しく問われております。

 進学、就職、クラブ活動など特色づくり、魅力づくりは、いっそう急務になっております。多くの地元中学生が入学し、校訓にある「自重互敬」の精神にのっとり切磋琢磨しながら成長し、それぞれの進路に向かって卒業していく、そのような学校でありたいと考えております。

変わらない良さがある

2006同窓会実行委員長 圓光克文(昭和59年卒)

圓光克文

 早いもので、私たちが高等学校を卒業してから22年余りが経ちました。その間因島高校と因島北高校は統合し、新しい因島高校として校舎は旧因島北高校の地に移りました。

 また、本年1月10日、因島市と瀬戸田町は、尾道市に編入合併し、自治体としての幕を閉じました。

 かつての校舎も自治体も今はその姿形をかえていますが、人生でもっとも多感な時期に、勉強やクラブ活動、友人との楽しい時間を同じ学び舎で過ごしたことは、いつまでも「変わらない良さ」だと思います。本年度のスローガンにその想いを込めさせていただきました。

進化し続ける高校

因島高校PTA会長 箱崎 友幸(昭和47年卒)

 昨年は同窓会から、「空調設備費」の一部をご負担いただきまことにありがとうございました。こうして総合学科として必要な設備が整い、申し分のない教育環境が生まれてきております。生徒たちはそれを勉強にクラブ活動に有効かつ積極的に利用しています。
進学については国立・公立、有力私大など、就職においても地元有力企業など生徒たちは希望するところに進んでおります。

 こうした成果は、因島で唯一の高校という優位性を生かし、勉強、クラブ活動に専念できた結果であると考えております。子どもたちが、すすんで通いたくなる魅力ある学校、信頼される学校へと進化しつづけていくことでしょう。

E

トラックバック