北朝鮮がよもやのミサイル発射

掲載号 06年07月08日号

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 北朝鮮がよもやのミサイル発射。韓国海洋調査院の調査船が日本と韓国が領有権をめぐり対立している竹島(韓国名・独島トクト)周辺海域に侵入。日本側が主張する排他的経済水域を約14時間半にわたり航行した。5日の日本海は波高し―であった。

 北朝鮮はいったい何を考えているのだろうか。テポドンの発射はこれで2度目である。1998年日本列島の上空を通過したことがあとで分った。今回は5月ごろから情報が入っていた。発射したミサイルのうち失敗したとみられ、日本海に落ちた長距離弾道ミサイル「テポドン2号」は航跡から米西海岸沖からハワイ沖に着弾するコースだったとも分析する。北海道の住人は他人ごとでない。

 こんなときに排他的経済水域に「正当な主権行為」とわがもの顔の韓国船。かつて李ライン担当記者をしたことがあるが、あの時の悔しさが思いおこされる。今回はテポドンの影響で5日夜の「その時歴史が動いた」本因坊秀策無敗伝説の視聴率が下がったことも残念至極。

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