尾道市合併後初の異動 支所と交流人事目立つ 市教育委員に村井圭一氏

掲載号 06年04月01日号

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 尾道市は28日、部長級5人、課長級16人など396人の人事異動(4月1日付)を発表した。合併後初の人事異動で旧尾道市の各部署と4支所との交流人事が目立つ。市の各部署から4支所に24人、4支所から各部署に40人が異動した。

 因島総合支所の課長の異動は次の通り(瀬戸田支所課長はなし)。

 福祉保健部健康推進課長宮地眞良(因島総合支所施設管理課長)▽因島総合支所施設管理課長小松谷一志(建設部管財課長)▽農業委員会事務局長宮地光幸(南部清掃事務所長補佐兼処理係長)▽教委・庶務課長戸田崇勝(因島瀬戸田地域教育課長)▽因島瀬戸田地域教育課長藤野眞太郎

市教育委員に村井圭一氏

 尾道市との合併で因島・瀬戸田地域の教育委員が不在であったが、3月22日の尾道市議会で土生町の村井圭一氏(54)が選任同意された。

 合併後、小中学校の統合問題で分岐点にたつ因島と瀬戸田の教育。そうしたなかで新教育委員に就任した村井氏への期待は大きい。村井氏は「新尾道市全体の教育にかかわるなかで地元の教育振興に尽くしたい」と語った。

 神戸大学経営学部卒業。村井石油(株)代表取締役。因島市PTA連合会会長など歴任。

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