自衛艦乗組員が奉仕活動 三庄町ため池で水草清掃 隊員と住民200人汗流す

掲載号 06年03月18日号

前の記事: “脚光をあびる本因坊秀策
次の記事: “生口島学校統合めぐり瀬小・瀬中一本化案に保護者が異議あり!

 土生町のユニバーサル造船(株)に修繕のために入港中の海上自衛隊員と三庄町区長会(豊田邦生会長)は16日・17日の2日間、三庄町室ノ内(むろのうち)ため池で、水草「ホテイアオイ」の清掃活動を行なった=写真=。4225平方メートルの水面をびっしり覆った水草は推測で100トン以上。これを地元建設会社から提供されたユンボなどを使って除去し、大浜町の最終処分場に運びこんだ。

0603170003.jpg

 この清掃活動には、掃海艇くめじま、同おぎしま、練習艦しまゆき、補給艦とわだの乗組員のうち延べ100人が休暇をとって参加した。住民が延べ80人、地元女性の会延べ20人が炊き出しを行なった。

 自衛艦乗組員は母港などでボランティア活動を行っているが、因島においても住民との交流を深めるために積極的に奉仕活動をつづける計画である。

 今回のようなため池清掃を続けるとともに、さらに因島公園などの環境整備、福祉施設の慰問などに取り組むという。

E

トラックバック