ヨーロッパ代表選手が囲碁のまち因島を訪問 地元棋士と交流対局

掲載号 06年03月11日号

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 第4回世界学生囲碁王座戦(2月25・26日、東京)に出場した男女2選手が5日、囲碁のまち因島を訪ね本因坊秀策の墓参りや地元棋士との国際交流対局を行った=写真=。訪れたのは、チェコ共和国チャーレル大学の学生、ヤン・ホラさんとクララ・ザルトコバさん。2人は日本の囲碁文化にふれるために特に、囲碁を市技にしている尾道市への訪問を希望したという。

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 この日の午後、因島市民会館で囲碁愛好家の碁ランティアと因島レディース囲碁クラブのメンバー15人が迎えた。5段の腕前のヤンさんと最初に対局したのは7段の福井盛人さん。また1級のクララさんとは2級の村井多美子さんが相手をした。そのあとつづけてメンバーとの対局を楽しんだ。翌日、ヤンさんとクララさんは亀田良一尾道市長を表敬訪問した。

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虎ちゃん囲碁まつり

 公民館子ども囲碁教室や学校囲碁クラブのメンバーによる第9回虎ちゃん囲碁まつりが30日(木)午前9時から12時まで、芸予文化情報センターで開かれる。主催は、尾道市囲碁のまちづくり推進協議会と因島せとうちライオンズクラブ。競技は、小学生と中学生に分れて、19路盤と13路盤の両方で行われる。参加者全員に棋力に応じた認定状が贈られる。

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