造船業めぐる地域懇談会 亀田尾道市長があいさつ「日立向島跡地に買い手」

掲載号 06年03月04日号

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 国土交通省・中国運輸局は2月28日、土生町のナティーク城山で、平成17年度「中国地区の造船業・舶用工業を考える地域懇談会」を開いた。

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 毎年、開催されており今回は8回目。造船業・舶用工業を取り巻く情勢、将来の方向、産業政策のあり方などについて、県下の関係自治体首長などと幅広く意見交換を行う。

 今回は、広島市、江田島市、尾道市、福山市、三原市、呉市、大崎上島町の6市1町の産業担当部・課長と県担当者が出席。

 亀田良一尾道市長が「日立造船向島工場跡地に買い手が決まった」と報告した=写真=。

 冒頭、中国運輸局が基調を説明した。ポイントは次の通り。

  1. 造船業・舶用工業の現況として、電気推進船の普及▽生産動向▽中小造船業実態調査▽規制の強化▽次世代人材育成

  2. 水上タクシー(通称赤とんぼ)事業化

  3. 海の駅の充実化と連携業務

  4. 水上オートバイの利用促進

  5. FRP廃船処理リサイクル事業推進。
 つづいて中司孝秀尾道市産業部長、礒本勝呉市商工観光部次長、豊田真県産業振興室主任主査が報告を行なった。

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