大浜神明祭り 4基の大とんど舞う 伝統絵巻の厄払い

掲載号 06年02月05日号

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 約400前からとも言われる大浜町の伝統行事、神明祭りが5日、同町公民館広場を中心に行なわれた。豊年を願い町内の無事平穏を祈り、毎年町をあげて行なわれている。

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 町内が東・西・中浜・沢崎の4組に分かれ、組ごとに作りあげた大とんど4基が公民館広場に勢揃い。約400人が見守るなかで「伊勢音頭」のおはやしにのって男衆がとんどをかつぎあげた。

 祭りの中心は、初老(41歳)の「みうま会」14人と還暦の「竹馬会」31人の男女が占めた。4基のとんどが広場をところせましと回り始め押し合いが始ると祭りは最高潮に達し、歓声と拍手が沸き起こった。さらに因島獅子舞保存会が獅子舞を披露した。

 このあと町民は、各組にとんどを持ち帰り、燃やし無病息災を祈った。さらにそれぞれの当舎(とうや)に集まり、夜おそくまで祝宴をつづけた。

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