タイ人研修生のための防犯・交通・消防教室

掲載号 06年02月05日号

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 因島警察署と因島消防署は1日、三庄町の因島人権福祉センターで、因島地域の企業で3年間の研修をうけるために1週間前に来日したタイ人青年11人に対して防犯・交通・消防教室を開いた。午前中は防火教室。消火器の取り扱いを練習。午後から警察署が防犯・交通について説明した。

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 最初に新出能裕生活安全刑事課長が、日本での生活のルールを解説し、犯罪に遭わないためにどうすればよいか、具体的に説明。

 山本新交通課長は、昨年発生した外国人労働者の交通死亡事故の例をだしながら交通安全を呼びかけた。特に研修生がよく使用する自転車の交通ルールについて詳しく説明した。研修生たちは全員、それぞれの説明にうなずき、「とてもためになった」と感想を語った。

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フレンズ協同組合

 財団法人・国際研修協力機構が推進する外国人研修生・技術実習生制度にのっとり、フレンズ協同組合(岡野敬一理事長、40社、因島中庄町3880-1【電話】050-3328-9357)は、アジア諸国から研修生を受け入れている。

 昨年1月から始まったこの事業で、すでに70人をこえるタイ人研修生が因島などで研修をつづけている。 研修生は、あらかじめ母国の職業訓練校で日本語、日本の風俗・習慣などを研修。入国後1年間、座学、企業での実務研修。さらに2年間、企業で従業員として技能実習を行なう。

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