重井小が創立130周年 町あげた記念学習発表会 児童と町民が心ひとつ

掲載号 05年12月10日号

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 明治6年に振徳学舎を善興寺内に設置することで始まった重井小学校(柏原幸子校長、171人)は、今年で創立130周年を迎えた。それを記念し、2年間にわたって準備された学習発表会が3日、同校で盛大に行なわれた。町中にポスターがはりめぐらされ、在校生に加えて中高生、町民など約1000人がつめかけた。


ゴミ問題を説明する4年生

 記念式典につづいて各学年が学習発表。1年生が重井町を愛する気持ちを劇と歌で発表。2年生は校歌に合わせて銭太鼓を演奏。3年生が野菜づくりの体験発表。4年生はゴミ問題への取り組みを発表。

 5年生がしょうゆ飯をテーマに劇を演じ、自分たちでつくったしょうゆ飯をふるまった。6年生は除虫菊を栽培の音楽劇「白いじゅたん輝く」を発表した。

 これらの発表は、すべて町内のお年寄りの指導と応援に支えられた。児童たちは、お年寄りに学びながら「ふるさと因島―わが町重井」を調べていくなかで重井町に住んでいることへの誇りを自覚していったという。この発表内容は学年ごとに教室に展示された。

 フィナーレでは全員が体育館に集まり、中学生が馬神(うまがみ)太鼓を演奏し全校児童が校歌を歌った。


廊下にはり出された展示物

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